ウラジオストックに限らず、おそらくロシアの殆ど全ての町がそうだと思いますが、人々の代表的な移動手段はバス（車）です。日本とは違い、都市間での鉄道網が発達していないことが、そうさせているのだと思います。
　町にはバスターミナルが点在し、地域の交通手段であったり、中長距離の移動手段として多くの本数が走っています。
　そのバスも観光バスからワゴン車まで様々なタイプの様々な国から来たものが走っています。

　バスには運転手の他に車掌が必ず乗っています。車掌は女性である事がほとんどのようですが、中学生くらいの子どもがやってたりもしています。

『海外へ旅行して、現地のバスに乗れたら一人前』との言葉を以前何かの本で読みました。確かにバスはどの国へ行っても外国人には乗りにくい乗り物です。しかし、ロシアのバスは（比較的）乗りやすかったと言うのが私の印象でした。

　■バスの乗り方■

　バスには必ず系統と行き先が、フロントとサイド（たいていドア横）に表示されています。
　まずは自分のお目当てのバスを探す。

　バスが来たらすみやかに乗車。適当な開いている席に座りましょう。

　バスには必ず運転手の他に車掌さんが乗っています。
　発車すると車掌が料金をもらいに来ますのでお金を払いましょう。
　料金は路線によって違うようですが、5〜6pでした。
　一区間で降りようが始発から終点まで乗ろうが均一料金でした。

　お金を払うと切符をちぎって渡してくれます。

　あとは目的地で降りるだけ。
　日本のようにブザーはないので声かけて止めてもらいましょう。

　■困った事と言えば...

　バスに行き先だけ書かれてあればいいのに、出発地と着地の両方が書かれていて、
　どっち行きなのかが分からなかった。

アーテムのバスターミナル→　

古今東西和洋折衷、見ての通り　
いろんなタイプのバスが走ってます。　
まるでバスの見本市。